昨年の覇者グランアレグリアが参戦。
今シーズンから2000Mへ挑戦、三階級制覇の偉業は残念ながら達成できなかった。
再び舞台はマイルへ。ラストランが決まったこの一戦、見事有終の美飾れるか。
昨年とはやや違う舞台設定、適性を考慮して本命を決定したい。
ラストラン、GⅠ5勝の女傑に待ったをかけるのは…?
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マイルチャンピオンシップ 最終結論◎シュネルマイスター
今年のNHKマイルC王者シュネルマイスターが打倒グランアレグリアに再び挑戦示す。
安田記念では大健闘の3着、前走毎日王冠では出遅れ後方待機から33秒フラットの末脚見せて快勝。
充実の秋、確かな末脚でグランアレグリアのラストランに待ったをかけたい。
今回のレースで重要視したのは適性面。
前年覇者グランアレグリアは前半、中間は問題なしにしても後半の遅い時計にどこまで対応出来るかが焦点。昨年よりも掛かり気味の時計傾向でどこまでパフォーマンスを維持できるかがポイント。
一方で、その懸念点がないのがシュネルマイスター。
上位陣にキレ負けした安田記念を考慮しても勝つための馬場条件はやはり最大の武器であるキレ削ぐものであることは明白。グランアレグリアの最大の武器がスピード、瞬発力だとすれば、シュネルマイスターの武器は最後まで良い脚を使う点。
馬場不問、デビューから重たい馬場を走ってきた経験もあるシュネルマイスターがこの部分では適性ありと見て本命推奨の決め手となった。
前走の毎日王冠は上がり最速記録、一頭だけ33秒台フラットというハイレベルな時計を出したという点は評価しなければいけない。
実際のレースの流れ、本番マイルCSさながらの展開でも結果を残した。
昨年のレースの流れが前半34.9-中盤35.4-後半33.5で、後半瞬発力勝負の構成。
GⅠだけに前半、中盤の構成が変わることは馬場差あっても考えにくく、変わるとしたら後半の33秒台。推定で34秒台半ば程度の時計で構成されると予想すれば、これは今年の毎日王冠と似た構成となる。
今年の毎日王冠が34.8-35.4-34.6という時計構成で前半先行勢が引っ張る形。
後方待機で後続スロー気味に推移した点を考えれば、シュネルマイスター自身は推定で36.4-35.4-33.0程度の時計でレースを進めたと予想。後続には厳しいレース展開だったはずで、そこから上がり33秒フラットの末脚を繰り出した点から改めて本馬の高い能力を評価したい次第。
机上の空論では、本番出遅れてもこれだけ違う脚色を見せつけたのならば後続に置いて行かれたとしても問題なし。本番同様の流れ、展開で一頭図抜けた末脚を使ったのであれば恐らく高い適性があったと推測。
◎シュネルマイスター、対抗にはグランアレグリアを推奨。
時計の掛かる馬場を考慮して昨年よりも前身可能サリオスの台頭も考えられるが、穴っぽいところでは今年の関屋記念の覇者ロータスランドに期待したい。
前走の富士Sこそ大きく崩れたが、これは緩めのペースが原因。中京記念でも敗れたのを見るに、どちらかと言えばタイトな流れを希望するタイプ。
持ち味活きなかった前走はオミット。GⅠでの厳しいペースで台頭期待したい。
『結論』
◎シュネルマイスター
○グランアレグリア
▲グレナディアガーズ
△ロータスランド
△サリオス
△インディチャンプ
△ダノンザキッド
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