今週の東京メインレースはエプソムカップ。
雨中の死闘という中で行われる今年のエプソムカップ、馬場状態も一つ気になるところだろう。
過去10年の傾向で言えば、速い上がり勝負一辺倒で戦ってきた馬は難しいのではないかと感じる。そこまで単純なレースでもあるまい。
加えてマイルからの転戦は苦戦気味。
レース自体は速いペースで推移するが、もう1Fの延長が効いてくる。
狙いは前哨戦で如何に速いペースを経験しているか、距離を経験しているか。
エプソムカップ『結論◎ソーグリッタリング』
本命に推奨するのはソーグリッタリング。
前走メイS2着に敗れはしたが、速いペースを前々で展開してきた馬で残ったのはこのソーグリッタリングのみ。1着アイスストーム、3着ザダル共に差してきた流れの中で唯一粘ったこの馬の走りを高く評価した。
前年のエプソムCは3着に敗れはしたが、これは超スローペースによるもの。
前哨戦・都大路Sでは34.9-35.0の流れを追走し勝利。今年はメイSで35.1-34.3の流れを前々で自身35.5-33.9で追走し2着に粘った。
昨年の超スローペースで推移したエプソムCは自身の持つ適性とは少し外れたものになり、出来れば36秒台程度の前半推移で走りたいのが本音だろう。
ステイゴールド産駒だけに今の雨模様の馬場もこなせる。
最内枠でポジション取り容易な今回。前走よりももう少し緩い流れで前半36秒台で推移すると予想。引っ張る馬がいないが、雨でペースが乱れる。
前走屈したアイスストームを今度は封じ込める形になると予想した。
本命推奨はソーグリッタリング。前年の雪辱、今年は重賞初戴冠予想。
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