阪神外回りのマイル戦。この舞台に向けて素質馬が揃った印象。
情報、経験の少ない二歳戦となるが、その少ない情報の中から適性を見極めて予想を展開していく。
前半ペースの速いレース展開になることは明白で、今までスローペース主体の経験にどこまでバイアスを設定できるかが鍵。
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朝日杯フューチュリティステークス 最終結論◎ダノンスコーピオン
本命推奨はダノンスコーピオン。二戦二勝、前走は上がり最速で差し切り勝ち。
中距離からの参戦となるが、時計の根拠は十分でこの大舞台で通用すると判断した。
当レースの10年平均時計構成は34.7-36.1-35.3。
阪神JF同様、前半は速い時計を刻むが、中盤少し緩んで後半直線勝負。
逃げ馬が活躍しにくい背景にあるのはこのレースのアップテンポさ、加えて長い直線といったところだろう。特に短距離から参戦してくる馬がこの距離に壁に阻まれる背景がこのペース構成。
短い距離からの参戦となれば、狙いはやはりそういったペースを経験している馬だろう。
ただし、今回のレースでそれに合致する馬を見つけるのが難しい。
となれば狙いは中距離戦線からの馬。
2015年優勝のリオンディーズは芝2000Mからの参戦。一戦一勝というキャリアの浅さからの勝利なので、中距離戦線からの参戦という意味ではこれがベンチーマークになると考えた。
リオンディーズは36.8-38.6-33.9というレース構成を上がり最速33.4で差し切り勝ち。
中距離戦で、当レースと近いペース構成、上がりが33秒台というフィルターから考えれば、今回のメンバーでその条件に合致するのがダノンスコーピオンと考える。
前走の萩Sでは上がり最速33.5を記録。ペース構成は36.5-38.3-33.7というもので、極めてリオンディーズに近いものとなる。
速いマイルへのレース適性という側面では経験がないのでまだ分からない部分あるが、それでもリオンディーズの事例から考えるとダノンスコーピオンに好走要因は揃っていると考える。
セリフォス、ジオグリフといった馬が人気を背負う形。二頭とも派手な勝ち方で人気を集めるの理由、根拠がそれぞれある。一方のダノンスコーピオンのパフォーマンスそのものは二戦連続クビ差という結果に終わっているだけに地味の印象拭えないが、時計根拠は過去の事例から十分にあると判断し本命推奨とした。
本命はダノンスコーピオン。中距離から参戦でこの阪神マイルの外回りを豪快に差し切り期待したい。
『最終結論』
◎ダノンスコーピオン
○セリフォス
▲ジオグリフ
△ドウデュース
△ドーブネ
△アルナシーム
△プルパレイ
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