いよいよ今週日曜日は一年の総決算有馬記念。
アーモンドアイ、リスグラシュー、サートゥルナーリア…これだけでも十二分に豪華だが、フィエールマンやキセキら凱旋門賞組の参戦もあって超豪華メンバーで構成される。
これだけのビッグレースに一堂に会することは今後もないだろう。
全身全霊をかけて予想したい。今年最後のビッグゲーム。予想家ワカクサの全てを賭ける。
【有馬記念】種牡馬データ
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ステイゴールド | 4- 1- 2-11/18 | 22.2% | 27.8% | 38.9% |
ディープインパクト | 2- 0- 0-18/20 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
ブラックタイド | 1- 1- 1- 1/ 4 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
ネオユニヴァース | 1- 1- 0- 6/ 8 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
スクリーンヒーロー | 1- 0- 1- 0/ 2 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
ハービンジャー | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
キングカメハメハ | 0- 2- 3-16/21 | 0.0% | 9.5% | 23.8% |
スペシャルウィーク | 0- 2- 0- 2/ 4 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
ハーツクライ | 0- 1- 2-10/13 | 0.0% | 7.7% | 23.1% |
マンハッタンカフェ | 0- 1- 0- 7/ 8 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
ステイゴールド産駒の成績が圧倒的
このレースで圧倒的に実績を残しているのが、ステイゴールド産駒。
オルフェーヴル、ドリームジャーニーをはじめ、ゴールドシップやオーシャンブルーといった馬の活躍もあってトップの成績を残す。
ピッチ走法だったり、小回りに強い血統だけにこのコースへの高い適性を見せている。
今年、このレースに参戦するステイゴールド産駒はいないがレースの本質を映すデータであることは間違いない。
ステイゴールドが強い≒どういった馬が強いか、という答えが導き出される。
ディープインパクト産駒劣勢
ディープインパクト産駒は基本的にこのコース不向きで、二勝はしているが殆ど全滅。
勝ったジェンティルドンナ、サトノダイヤモンドを除いてほぼ全滅に近い成績だけに本質的に小回りの厳しい馬場は合わないのだろう。
今年出走のワールドプレミアは人気の一角。サトノダイヤモンド同様に菊花賞優勝からの参戦だが、能力面はどうかといったところ。
小回り不向き?ハーツクライ産駒
小回りという観点で見ると、ハーツクライ産駒も苦戦。好走した二回はシュヴァルグランによるもので、基本的には東京向きの傾向が強い。
今年も有力馬を送り込むハーツクライ産駒。リスグラシュー、スワーヴリチャードには不利なデータとなるか。
【有馬記念】母父データ
母父馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
メジロマックイーン | 4- 0- 2- 3/ 9 | 44.4% | 44.4% | 66.7% |
サクラバクシンオー | 1- 1- 1- 0/ 3 | 33.3% | 66.7% | 100.0% |
Machiavellian | 1- 0- 2- 3/ 6 | 16.7% | 16.7% | 50.0% |
キョウワアリシバ | 1- 0- 1- 0/ 2 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
キングカメハメハ | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
Orpen | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
Bertolini | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Caerleon | 0- 2- 0- 4/ 6 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
サンデーサイレンス | 0- 1- 2-15/18 | 0.0% | 5.6% | 16.7% |
Platini | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
Dixieland Band | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
Dashing Blade | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
シンボリクリスエス | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
Storm Bird | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
Anabaa | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
トニービン | 0- 0- 1-10/11 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
ノーザンテースト | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
エルコンドルパサー | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
グラスワンダー | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
Wild Again | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
昔ながらの顔が見られたり、スタミナ色濃い顔ぶれ目立つ。距離が距離だけに、やはり活躍するのは欧州的な血だったり、厳しい展開に強い血統。
母父サンデーサイレンスは厳しい戦い?
瞬発力を基調としたサンデーサイレンスはこのレースでは相性悪く、血統構成的に言えばアーモンドアイにとっては不利なデータとなる。
【有馬記念2019予想】まとめ
- ステイゴールド産駒が強い。レースの本質としては厳しい戦いのものだと推定。
- ディープインパクト、ハーツクライ産駒不振。小回りでは結果出ていない。
- 母父サンデーサイレンス不振。アーモンドアイ強調材料にならない。
悩ましい有馬記念、今年の予想は恐らくアーモンドアイを中心に展開されることは間違いない。
現時点での有馬記念注目馬は…
中央競馬ランキング
↑馬名はランキング内に表示中。クリックして確認してください。
【朝日杯フューチュリティステークス2019予想】回顧
サリオスの圧勝で幕を閉じた今年の有馬記念。前半3Fは過去最速の33秒台という速さで、それを力でねじ伏せたサリオスの能力はやはり見所十分のレースだった。
◎ビアンフェは前半から厳しい展開を作り出して後続に脚を使わせる展開を作り出した。
誤算があるとすればサリオスが想像以上に余力十分で捕えにきた点。
それだけ厳しいペースへの造詣も深いという点を見て取れば、現時点でのサリオスの弱点はマイルでは見つけられないという印象だ。
来年のクラシックに向けてまた楽しみな一頭が現れた。
よろしければtwitterフォローお願い致します。